コクワガタ

この記事をシェア

小鍬形 学名:Dorcus rectus (rectus とは「真っすぐの」という意味です。)
コウチュウ目・クワガタムシ科・オオクワガタ属・コクワガタ亜属の1種、5亜種

日本・朝鮮半島・中国・台湾
東アジアに広く分布し、日本でも北海道から九州まで全国に分布します。
日本本土では最も普通に見られるクワガタムシです。

平地性でクヌギやコナラなどの雑木林や里山、森林に生息します。
高標高地にも生息し環境への適応力があります。

日本のクワガタムシの中では最もなじみ深い種類です。

野外で成虫は5月から10月中旬ごろまで活動し広葉樹の樹液や熟した果実に集まります。

夜行性で夜間に灯火に飛来したりしますが、昼間にも活動します。

孵化から蛹化に1年かかるのが普通で、寒冷な環境では2年かかることもあります。
蛹の期間は約3週間。

成虫は、その年に一生を終える個体と越冬する個体があり、越冬した個体も大半は翌年に一生を終えます。
越冬中に死亡する個体あります。

 


 

採集データ
採集日・ 2019年8月
採集地・愛知県 一宮市

撮影データ
カメラ・OLYNPUS TG-3
撮影モード・フォーカスBKT(撮影枚数30コマ・標準)、LED発光、露出補正0.0、WBオート、ISOオート、3200×2400(4:3)
画像編集ソフト・CombineZM、PaintShop Pro X8

 

 

今回撮影に使用した“コクワガタ”の標本作製動画です。

この記事をシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください