昆虫標本を作る コガネムシ 翅を広げた標本

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昆虫採集・昆虫標本について振り返ってみます。

昭和30年代
わたしが生まれる前の昭和34年に小学館から学習図鑑シリーズ⑰「採集と標本の図鑑」が定価350円で発売されました。わたしは昭和46年2月20日発行の改訂22版「採集と標本の図鑑」を持っています。

昭和40年代
わたしが小学生だった頃は夏休みの自由研究は昆虫標本が定番で理科の勉強の一つでした。赤や青の怪しげな液体の入った昆虫採集セットが普通にデパートで販売されていました。また、虫取りは子供たちの夏の遊びとして当たり前の時代でした。

昭和50年代
理科の指導が変わり昆虫採集は虫を殺すという理由から夏休みの自由研究から姿を消します。この頃、わたしは中学生になり虫取りをしなくなっていました。

昭和60~平成7年
昆虫が子供や人々の意識から消えていった昆虫採集暗黒の時代です。夏休みに昆虫採集をする子供は絶滅危惧種になり、虫取りをしていたわたしは既に絶滅していました。

平成10年代
オオクワガタブームがやって来ます。大人達が “黒いダイヤ” と呼び大型個体が高値で取引されていました。平成13年からムシキングの発売が始まり、子供達はカードをコレクションし外国産のクワガタやカブトムシが人気になります。わたしも2人の子供とスパーにムシキングカードを買いに行っていました。平成18年頃の流行のピークを過ぎても平成30年までカード販売は継続され、同年7月6日にカード販売が終了します。平成10年代前半、2人の子供たちと遊びながら虫取りを再開します。

平成20年代
2人の子供も大きくなり親子で虫取りをすることもなくなります。それでも、わたしは一人でのんびりと虫を取っています。令和になってもなんとなく虫取ってます。
また、昆虫ブームがやってくる予感がします。

ブームがやってくる前にこの本を読んでみてください。
2008年に出版された本ですが、子育てを考える一冊です。

昆虫標本の作り方

先日、散歩中にカゴネムシが死んでいたので標本にしようと持ち帰りました。


コガネムシより小さいので“ヒメスジコガネ”・・・?
ただ、時期的に6月と早いので小型の“コガネムシ”かもしれません。
腐敗が始まり茶色い汁が出ていますので、洗浄をします。

ティシュで水気と汚れを拭き取り、展足板に乗せます。

展足をします。

展翅をします。
自作の治具を使用します。

乾燥させます。

Filmoraから作った画像を使用しています。

詳細はこちら、Filmora 動画から画像を作る方法 。

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