オウゴンオニクワガタ

この記事をシェア

オウゴンオニクワガタ(黄金鬼鍬形、Allotopus rosenbergi)は、昆虫綱甲虫目クワガタムシ科オウゴンオニクワガタ属に分類されるクワガタムシです。

インドネシア(ジャワ島西部)に生息する固有種です。
体長3.6-8.2cm。
全身は黄金色の外骨格で覆われています。
湿度が高くなると体色が黒く変化します。

オスの大顎は長く基部は太く一度内側へ向かった後に外側へ向かい上方へ反り上がっています。
大顎には内側に鋸状の突起(内歯)が見られ大型個体は先端部のみに内歯がある。

生息場所は標高1000-2000mの熱帯高地照葉樹林で標高1400-1800mに最も多く生息しています。
成虫はロタン(籐)の若い茎や広葉樹の枝を齧って樹液を摂食します。
夜行性で灯火に飛来します。

メスはサルノコシカケ科のキノコによって腐朽したマテバシイ属などの朽ち木に深さ6-10cmほどの孔を掘って潜り込み孔の奥に産卵します。
幼虫はそれら朽木を食べ成長し生後6-8ヶ月程で蛹になります。
蛹化後1ヶ月程で羽化し成虫になります。
成虫の寿命は3-6ヶ月ほどです。

採集データ
採集日・ 2004年7月
採集地・愛知県 一宮市 「コーナンPS」輸入個体
撮影データ
カメラ・OLYNPUS TG-3
撮影モード・フォーカスBKT(撮影枚数30コマ・標準)、LED発光、露出補正0.0、WBオート、ISOオート、3200×2400(4:3)
画像編集ソフト・CombineZM、PaintShop Pro X8

 

 

この記事をシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください