ツチイナゴ

この記事をシェア

ツチイナゴ

土蝗、土稲子、学名:Patanga japonica
バッタ目イナゴ科体長(翅端まで)オス40mm、メス50mmとオスよりメスの方が大きいです。
全身が褐色で、細かい毛が生えています背中には黄白色の線が頭部から尾部まで走っていて、複眼の下に黒い線、胸部の側面にも黒い縦しまがあります。
幼虫はつやは無いが鮮やかな黄緑色をしています。
本州(中部以南)、四国、九州に分布しています。

成虫は10月ごろから現れ、冬になると成虫のまま草原の枯れ草の下などで越冬する特異なバッタです。
日当たりが良く暖かい環境で冬を過ごし、暖かい日には活動し僅かながら摂餌もします。
春になると再び活動し、6月頃まで成虫がみられます。
他のバッタ類が成虫として活動する夏頃は幼虫であり、他のバッタ類とはライフサイクルが半年分逆転しています。
飛翔能力は低くあまり飛ばず跳ねたり歩いたりすることが多いです。

採集データ
採集日・ 2006年9月30日
採集地・岐阜県 各務原市

撮影データ
カメラ・OLYNPUS TG-3
撮影モード・フォーカスBKT(撮影枚数30コマ・標準)、LED発光、露出補正0.0、WBオート、ISOオート、3200×2400(4:3)
画像編集ソフト・CombineZM、PaintShop Pro X8

 

OLYNPUS TG-3で撮影、CombineZMで深度合成

 

この記事をシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください