タテスジヒメジンガサハムシ

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タテスジヒメジンガサハムシ

ハムシ科・カメノコハムシ亜科:カメノコハムシ属の一種 、学名: Cassida circumdata

タテスジヒメジンガサハムシは外来甲虫です。

日本には琉球列島(トカラ、奄美、沖縄、南西の各諸島)、種子島、中硫黄島(小笠原)、八丈島でしか生息していなかったのですが、
2018年には大阪府で生息が確認されています。

撮影個体は我家の庭のミカンの実に付いているのを見つけました。

成虫の出現期は7月から9月中旬と言われていますが、12月下旬に成虫で発見しました。
成虫で越冬できるようです。(2019~2020年の冬は暖冬であったことも影響している可能性があります。)
南西諸島では、年に数回発生すると言われているが、詳細な生態は不明のようです。

体長約4.0~5.0mm。
背面は縁が薄緑色を帯びた透明で、中央部が金緑色にU字型の黒紋が入った“陣笠状”の殻でおおわれています。

成虫・幼虫ともにさつまいも・エンサイ(空芯菜)・ハマヒルガオの葉を食害する。また、アサガオへの食害も確認されています。
(平成16年度 東京都病害虫予察 情報 特殊報 第1号)
成虫・幼虫ともに葉を丸くかじりとります。食害の程度は軽く芋の収穫収量への影響は小さいようです。

採集データ
採集日・2019年12月21日
採集地・愛知県一宮市

撮影データ
カメラ・OLYNPUS TG-3
撮影モード・フォーカスBKT(撮影枚数30コマ・標準)、LED発光、露出補正0.0、WBオート、ISOオート、3200×2400(4:3)
画像編集ソフト・CombineZM、PaintShop Pro X8

 

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