子スズメがベランダで暮らすことになったよ / ヒナが落ちていても拾ってはいけません じゃあ、どうしたらいいの?

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6月5日(金)の午後、部屋でPCに向かっているとベランダから聞こえるスズメたちの鳴き声が気になって、レースのカーテンを開くとベランダにまだ飛ぶことができない子スズメが一羽うずくまっています。
そして、親スズメが二羽ベランダの手すりにとまって大きな声で鳴いています。

どうしたらよいのか・・・。調べてみます。

(財)鳥類保護連盟がこんな注意をしています。

春から夏にかけてこの時期は、ヒナの巣立ちの時期です。
まだ十分に羽が生えていなかったり、飛ぶ力が十分でないために、地面に落ちてしまうことがあります。
親鳥はそんなヒナを近くから見守っていて、人間がいなくなるのを待ってヒナの世話します。
ですから、地面に落ちているヒナをみつけたら「そのまま」にしてください。

各都道県や市町村からも「ヒナを拾わないで」と注意をしています。

わたしが住む愛知県もこんな注意がされています。

(財)鳥類保護連盟 から図解でスズメのヒナの成長に応じた対処方法が解説されています。

我家のベランダにいる子スズメは、(財)鳥類保護連盟の図解で判断すると巣立ち直後のヒナのようです。


対処方法は「そのままそっとしておく。」「危険な場合は茂みや木の上などの安全な場所におく。」とあります。
親スズメもいますから見守ることにします。

子スズメはベランダの塀を飛び越えられないようです。
塀の高さは90cm位です。子スズメの飛翔能力は60cm程度なので難しいようです。
我家のベランダは完全に壁になっていますから隙間がありません。
子スズメは簡単に出ることはできませんが、逆に侵入者もなく安全ではあります。
もうしばらくそのままにしておきます。
子スズメはベランダを歩き回って塀を飛び越えようとしますが難しいようです。
疲れたのかうずくまってしまいました。
わたしが手を貸して子スズメをベランダの手すりに乗せても良いのですが・・・それでも我慢して放置プレーです。
すると、親スズメが子スズメにエサを与え始めました。

親スズメもエサを運び始めましたし、危険もないと思いますから、子スズメが自力でベランダから出るまで「そのままそっとしておく。」ことにします。

子スズメはベランダで暮らすことになりました。

子スズメの暮らしぶりを動画で記録したいと思います。

初日はこんな感じでした。

二日目はベランダの子スズメに親スズメが何度も何度もエサを与え、子スズメはうずくまっていたり、歩き回ったり、飛んだりして終わりました。

三日目の昼過ぎに子スズメは自力でベランダを巣立っていきました。
短い間だったのですが、子スズメを思う親スズメの気持ちを強く感じました。
ベランダの外は危険が多くあります。どうか無事に育つことを願っています。
ベランダから見える畑から子スズメの声が聞こえます。
親スズメと早く再会できますように。

 

 

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