親と子 考えが違うのは当たり前 他人じゃないから困ります

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鳥類や哺乳類は生まれて一番に接するのが親です。
親は子供を守り育てます。
子供は親から生き抜く術を学びます。

野生動物は親から全てを教えられ、親の遺伝子を受け継いでいる複製されたクローンです。
そうでなければ生き延びる事ができません。
弱い者は子孫を残せません。
親と異なる部分はその後に、自ら経験したことになります。
この経験によって生き延びる者と死んでしまう者に分かれます。
この時の経験を子供に伝えることで子孫の生存率は高くなっていきます。

人間はどうでしょう?
わたし自身、親に守り育ててもらいました。
教えてもらったこともたくさんありました。
しかし、人間は親に育てられるのではなく、学校や社会で教えられ育つのです。
親から教えられることは極わずかで、多くを学校で教えられ集団から学びます。
学校や社会で教えられたこと、経験から学んだことで育ちます。

わたしも親も時代は違いますが同じように学校や社会で教えられ学んでいます。

しかし、自分が年齢を重ねると親の行動や考えが自分のそれとはあまりにも違いガッカリすることが多いのです。
それは、わたしが常識的に思っていることや、正しいと思っていることが親と違うのです。

学校や社会で教えられたり学ぶ過程は同じです。
でも、時代や環境が異なれば考えが違うことは当然で当たり前のことで、同じ人間など一人としていないのです。
きっと誰もがわかっているはずです。
それなのに、自分の親ならこうあってほしい、自分の子供ならこうあってほしいと思い、考えや行動が違うと怒りを強く感じる事になります。
自分の親なら、自分の子供ならと期待が大きいために、その期待を裏切られたときの怒りの大きさや回数によって怒りは失望に変わります。

本来、他人に過度の期待をすることは無いはずですから、怒ったり失望することも無いはずです。
でも、そんな他人も仕事等の集団での関係によっては成果を期待します。
そして、満足のいく成果が得られないと怒りを感じます。
それは、集団での立場や責任に応じて感じる強さは異なります。
集団で何かをする場合には必ず起こります。

家族は最も繋がりの深い最小集団です。
血のつながった血縁関係だからこそ、より強く感じます。
他人との関係は断つことができますが、厄介なことに特に親子の関係は変える事ができません。
だからこそ、お互いに期待し続け、何度も怒り失望しても更に期待することを繰り返すのです。

昔なら親の言うことは絶対であり、親に従うことが当然の時代がありました。
それは、そうすることが正しい事だと教えられ、そう信じていたからです。

これから先、親も子も他人になる、お互いに一人の人間“個”として独立する社会になっていくのでしょうか。
今の、血の繋がりだけで付き合い続ける他人のような関係が良いとは思えません。

 

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