カノコガ

この記事をシェア

カノコガ

鹿子蛾、学名:Amata fortunei
チョウ目ヒトリガ科カノコガ亜科

日本全土に分布しています。
朝鮮半島にも生息しています。


体長15mm、翅開張36mmと体に比べて翅が大きく腹部が大きいものがメスです。
黒い翅にやや大きめの白斑をつけ、全体的に黒い体の腹節の一部は黄色です。
翅の鹿の子模様であることから“カノコガ”と呼ばれます。


幼虫は毛虫で黒い体に節ごとにたっぷり毛を生やし見た目に毒々しいが毒針ではありません。
食草はシロツメクサ、タンポポ、スギナなどを食べます。


年2回発生し6月頃の初夏から9月頃にかけて見られます。
昼行性で日中に活動して吸蜜などを行っています。


触角が細く、ハチのような姿でフタオビドロバチに擬態しているとされています。
ガなので刺すことはありません。

採集データ
採集日・ 2007年8月
採集地・岐阜県 各務ヶ原市

撮影データ
カメラ・OLYNPUS TG-3
撮影モード・フォーカスBKT(撮影枚数30コマ・標準)、LED発光、露出補正0.0、WBオート、ISOオート、3200×2400(4:3)
画像編集ソフト・CombineZM、PaintShop Pro X8

←虫がいっぱい

 

 

この記事をシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください