死ぬことなんて考えることなく生きていますが、人は100%死にます。
生き物は絶対に死にます。(最強生物と言われる「クマムシ」も死にます。)
“生きる”の対義語は“死ぬ”事です。
それぞれの意味を調べると、
“生きる”とは、人間・動物などが、生命があり活動できる状態にある。生命を保つ。生存する。
“死ぬ”とは、命がなくなる。息が絶える。また、自ら命を断つ。
デジタル大辞泉(小学館)に書かれています。
生きることを意識しないと言う事は、「人間・動物などが、生命があり活動できる状態にある。生命を保つ。生存する。」です。
逆に、“死ぬ”ことを意識すると言う事は、「命がなくならないようにする。息が絶えないようにする。また、自ら命を絶たないようにする。」ことです。
生きていることは当たり前のことで、なんとなく生きているのと、死を意識しながら生きること、生き続けようとすることは同じ生きる状態であっても全く違ってきます。
しかし、無意識に死に向かって生きていけることが生き物や生物にとって当たり前で自然なことで幸せなのかもしれません。
死がいつ訪れるのかは全くわかりません。
だから死ぬことを意識しないで生きていけるのです。
いつ死ぬのかが、わかっていたらどう生きるのでしょう。
日本人の平均寿命が厚生労働省から毎年発表されます。
2018年の日本人の平均寿命は男性が81.25歳、女性が87.32歳です。
単純に自分の年齢を平均寿命から引いた年齢が平均余命になります。
わたしの余命は残り27年です(現在の単純計算ですからもう少し長生きできると思います)。
わたしは50%の確率で後27年生きる事が出来ます。
病気なったり事故に合ったりすると、残された27年はさらに短くなります。
その確率が50%です。
この数字がいつ死ぬのかの目安になります。
全く何もないよりも、とてもあいまいですが数字になると少しは実感できるのではないでしょうか。
それでは、いつ頃死ぬのかわかりましたからどう生きるのかを考えてみましょう・・・。
わたしは、残った27年間を使って組織に属さないで生きる仕組みを作りたいと思っています。
このブログもその一つです。自分だけの商品を作って販売するのもその一つです。
インターネットを使って一人でも生き続ける事が出来る仕組みを作っています。
今の平均寿命は男性が81.25歳、女性が87.32歳ですが毎年増えていきます。
人生100年時代と言われます。
もし、わたしが100歳まで生きるとしたら余命は46年です。
27年を超えても19年間生きる可能性があります。
人生100年時代を生き続ける事が出来る仕組みを作り「命がなくならないようにする。息が絶えないようにする。また、自ら命を絶たないようにする。」決して自ら死を選ぶようなことのないように。
[死因順位別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合] 厚生労働省の発表しているデータです。
この表の赤枠で囲んだ〔自殺〕を見てどう感じますか?
10~54歳の病気や事故がなければ死ぬことがない人たちが自らの命を絶つ。
生きることを放棄して自らの意思で死を選ぶ。
特に15~39歳の死因1位が自殺です。
なぜなのでしょう。
わたしも死にたいと思ったことはあります。それでも死ねないのが人間だと思ってます。
しかし死を選ぶ人がこんなにいるのが現状です。
人間は感情の生き物ですから、あまりの悲しさや苦しさに耐えられずに死を選ぶこともあるでしょう。
サルや犬にも感情がありますが感情から自ら死ぬことなどありません。
なぜ、こんなに多くの若い人たちが自らの意思で死ななくてはいけないのでしょう。
約3万人の自殺者の5倍の不審死者がいます。
不審死の半分が自殺ともいわれていますから、10万人以上が自殺している可能性があります。
自殺未遂者は4倍の約40万人と言われています。
なぜ・・・。
冒頭に「死ぬことなんて考えることなく生きている。」と書きました。
しかし、こんなに自殺者がいることを知ると多くの人は死を意識して生きているようにも思えます。
いつ死ぬかわからないから生きるのではなく、生きていたくないから死ぬ。
なぜ生きていたくないと思うのか、どうして死のうと思うのか。そして本当に死んでしまうのか。
もっともっと生きていたかったと思いながら死んでしまった人もいるはずです。
わたしは、死ぬまで生き続けたいと思います。
死を意識しながら生き続ける。
生き続けるために必要な自分の仕組みや思いを作る。
50歳からの生き方を考えます。
これから私はどうやって生きるのか。
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