樹脂封入の作り方1 樹脂封入とは何か  

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樹脂封入とは、いろいろな物を樹脂の中に入れて固めることです。
樹脂封入標本とは、通常の乾燥標本等を樹脂(レジン)の中に入れて固めてしまうものです。
スチロールケースとエポキシ樹脂を使用した樹脂封入標本です。

これらの標本は昆虫の乾燥標本や骨格標本を樹脂の中に入れたものです。

乾燥標本や骨格標本は、そのままでは壊れやすくて実際に手にとって観察する事は難しい標本です。
また、とても小さく手に取りづらいものです。
小動物の骨格標本は製作時にバラバラになってしまい標本にする事が大変困難です。
これらの標本を樹脂の中に入れて固めてしまうことで、壊れることを気にすることなく手にとって観察することもできます。
気軽に飾ったり、持ち運んだりすることもできます。

100円ショップで売られているアクセサリーを作るUVレジンも樹脂封入です。
UVレジンは光(紫外線)で硬くなりますが、使用しているエポキシ樹脂は主剤と硬化剤の2つの液を混ぜることで硬くなります。

よく使用される樹脂にはアクリル樹脂・エポキシ樹脂・ポリエステル樹脂があります。
用途別にたくさんの種類があり、数多くのメーカーが作っています。

一般的に手に入れやすいものは、ホームセンター等にはポリエステル樹脂が、手芸専門店等にはアクリル樹脂・エポキシ樹脂が販売されています。

先ほども述べましたが100円ショップにはUVレジンが売られています。

インターネットで探すとホームセンターや手芸専門店での取り扱いの無い樹脂を購入することができます。

樹脂封入の作り方2 簡単な樹脂封入に必要な物を準備する

 

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