樹脂封入の作り方1 樹脂封入とは何か  

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樹脂封入とは、いろいろな物を樹脂の中に入れて固めることです。
樹脂封入標本とは、通常の乾燥標本等を樹脂(レジン)の中に入れて固めてしまうものです。
スチロールケースとエポキシ樹脂を使用した樹脂封入標本です。

これらの標本は昆虫の乾燥標本や骨格標本を樹脂の中に入れたものです。

乾燥標本や骨格標本は、そのままでは壊れやすくて実際に手にとって観察する事は難しい標本です。
また、とても小さく手に取りづらいものです。
小動物の骨格標本は製作時にバラバラになってしまい標本にする事が大変困難です。
これらの標本を樹脂の中に入れて固めてしまうことで、壊れることを気にすることなく手にとって観察することもできます。
気軽に飾ったり、持ち運んだりすることもできます。

100円ショップで売られているアクセサリーを作るUVレジンも樹脂封入です。
UVレジンは光(紫外線)で硬くなりますが、使用しているエポキシ樹脂は主剤と硬化剤の2つの液を混ぜることで硬くなります。

よく使用される樹脂にはアクリル樹脂・エポキシ樹脂・ポリエステル樹脂があります。
用途別にたくさんの種類があり、数多くのメーカーが作っています。

一般的に手に入れやすいものは、ホームセンター等にはポリエステル樹脂が、手芸専門店等にはアクリル樹脂・エポキシ樹脂が販売されています。

先ほども述べましたが100円ショップにはUVレジンが売られています。

インターネットで探すとホームセンターや手芸専門店での取り扱いの無い樹脂を購入することができます。

樹脂封入の作り方2 簡単な樹脂封入に必要な物を準備する

 

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2 件のコメント

  • 初めまして。30センチ角の立方体に20センチ程度の錆びた鉄スパナ浮いた状態で閉じ込めることは可能でしょうか。またそちらで創っていただくことは可能でしょうか。

    • ご質問頂いた“30センチ角の立方体に20センチ程度の錆びた鉄スパナ浮いた状態で閉じ込めることは可能でしょうか”。
      結論としては可能です。・・・が、難しい点がいくつか考えられます。
      30センチ角の立方体の体積が27000㎤になります。(一斗缶の容量が約20000㎤)
      かなり多くの樹脂が必要になります。
      樹脂は化学反応によって硬化しますが、その時に熱を発生します。
      樹脂の種類によりますが、その熱によって膨張と収縮をしますので硬化後に型に対して変形すると思われます。
      通常は樹脂と硬化剤を混ぜることで化学変化を起こし硬化をさせます。
      しっかりと攪拌をして2液を混ぜ合わせないと硬化不良が発生します。
      また、攪拌時には樹脂に空気が巻き込まれますので、樹脂内の気泡を取り除くために真空脱泡機などで除去しないと透明になりません。
      一度に大量の樹脂を作って流し込む事は発熱による変形、攪拌による硬化不良や気泡の巻き込みが問題になると考えます。
      これらの問題を解決するためには、数回に分けて樹脂を流し込む方法があります。
      樹脂の比重より重いものは沈んでしまいますので“20センチ程度の錆びた鉄スパナを浮いた状態”にするには何層かを硬化させ、途中の層に封入することで浮いたように見せます。
      最低2層の樹脂を流し込む事で作成は可能だと思いますが硬化後の変形や歪が発生し、切断や研削成形して研磨作業で樹脂を透明にする必要があります。
      この方法とは少し異なりますが水族館の水槽など水圧のかかる透明樹脂製パネル(窓)も何層もの樹脂の板を張り合わせて作られています。
      大型の水槽だと厚さ60cm・高さ8m・幅20mのアクリル樹脂のパネルが使われています。
      日プラ株式会社が有名です。http://www.nippura.com/index.html
      “30センチ角の立方体”の樹脂の塊を作ることが難しそうだと想像していただけたでしょうか。
      出来上がった樹脂封入の重さは30Kg程あると思います。
      取り扱いも大変です。

      “そちらで創っていただくことは可能でしょうか。”
      わたしには技術も経験も不足していますので、このように大きなものを作ることはできません。
      ご希望にお答えすることが出来ず大変に申し訳ありません。

      記事をお読み頂きありがとうございました。

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