フェルトやキッチンペーパーを使った昆虫標本の作り方を紹介します。
マチ針や昆虫針を使用しない標本の作り方です。針を使わないから安全で安心です。
準備するものフェルトやキッチンペーパーと割り箸・厚紙、ピンセット、ホッチキス、ビニールタイ、むし です。
フェルトは100円ショップで売られているものでいいです。
キッチンペーパーは家で使っているものでいいのですが、厚手のリードキッチンペーパーは大変に使いやすいと思います。
フェルト・キッチンペーパーは昆虫の大きさより大きめに切ります。
厚紙にホッチキスでフェルト・キッチンペーパーを止めます。
カブトムシが汚れているようであれば、 昆虫標本の作り方5 昆虫をきれいにする を参考にしてきれいにしてください。
割り箸にビニールタイでカブトムシを固定します。
カブトムシを固定した割り箸をキッチンペーパーをホッチキスで固定した厚紙に位置を調整して乗せ厚紙を使ってホッチキスで固定します。
ラッピング用品で販売されているビニールタイは短いので、必要な長さに切って使用できるので園芸用のロール状のビニールタイが使いやすいです。100円ショップで購入できます。
フェルト・キッチンペーパーの上に昆虫を乗せてピンセットで足を引っ張って爪を繊維に引っ掛けて形を整えます。
触角はピンセットで引き出してキッチンペーパーを小さく丸めて支えるように固定します。
形が整ったら乾燥します。
死んだ昆虫は腐りやすいので乾燥場所には注意してください。( 腐敗とは腐ること、じゃあ腐るって? )
日陰の風通しのよい場所で10日間程度置いておくのが良いでしょう。
タッパーに標本とシリカゲル(乾燥剤)を入れて乾燥させる方法もあります。
自然乾燥よりも早く水分をシリカゲルが吸収するので腐敗を防ぐことができます。
時間はかかりますがタッパーを冷蔵庫に入れて乾燥させると腐敗を更に防ぐことができます。
乾燥ができたら、割り箸からカブトムシを外します。
カブトムシを標本箱に入れます。
標本箱は100円ショップで売られている箱を使います。
昆虫の固定には接着剤を使います。
高さ調整には食品トレーを切って重ね合わせます。
接着剤が固まったら完成です。
捕った場所・捕った日・捕った人のデーターを付けると良いでしょう。
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