昆虫標本の作り方5 昆虫をきれいにする

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標本にする前の昆虫は汚れていたり、ダニなどがついていたりします。
展足を行う前に昆虫の体をきれいに掃除します。
きれいにしておくと完成時の標本が更にかっこよく輝きます。

死んでしまって間がないカブトムシやクワガタムシは飼育ケース内の昆虫マットや昆虫ゼリーが表面に付いています。
また、ダニが寄生していることもあります。汚れやダニを取り除いて昆虫をきれいにします。

準備するものは、キッチンペーパーやティッシュ・ハケや歯ブラシ・綿棒・水です。

キッチンペーパーやティッシュ・綿棒は水で湿らせてから昆虫の表面を拭きます。

 

腹や足の付け根部分は綿棒やハケ・ブラシで擦って汚れやダニを取ります。

全体がきれいに拭き取れたら展足作業に入ります。

乾燥した昆虫は軟化作業でお湯に付けたときにきれいにします。
ハケやブラシでお湯に付けながら全体と細かな部分の汚れを落とします。

全体がきれいになって、軟化が終了したら展足作業を行います。

昆虫標本の作り方6 軟化後の展足作業

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