ギラファノコギリクワガタ

この記事をシェア

ギラファノコギリクワガタ(Prosopocoilus giraffa)は、昆虫綱甲虫目クワガタムシ科ノコギリクワガタ属に分類されるクワガタムシです。
キバナガノコギリクワガタとも呼ばれています。
種小名“giraffa (ギラファ→ジラフ)” は「キリン」を意味します。

ネパール、ブータン、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジア、マレー半島、インド、インドネシア、ティモール島、フィリピンに生息しています。
ギラファノコギリクワガタは、生息する地域などによって9亜種に分類されています。

体長はオス35~118mm、メス31~56mmです。
飼育では最大121ミリメートルのオスの個体が記録されています。
世界で最長のクワガタムシです。
体形は全体的に扁平で体色は黒ですが、亜種によって光沢が強いもの弱いもの上翅がやや褐色の個体もいます。
大顎の比率が特に長く大顎は基部が太く盛り上がり、波打つように曲がっていて先端は二股に分かれています。
亜種によって、大顎がやや直線的なものや、やや細いものがいます。
内歯(内側のトゲ)は左右対称ではなく、少しずれています。

熱帯雨林に生息しているため、季節に関係なく1年を通して発生していると考えられています。
広葉樹の高木の幹の上で樹液を食べて生活していますが、詳しい生態はわかっていません。

メスは広葉樹の朽木に産卵します。
幼虫は朽木の中で朽木を食べて育ちます。
孵化してから 7~14か月で蛹になる。
蛹になってから1か月ほどで羽化し成虫になります。
成虫の寿命は5~15か月とされています。

 

 

データ
購入日・ 2005年1月7日
購入地・マレーシア タナラタ ヤンセン スーベニアギフトショップ2F
撮影データ
カメラ・OLYNPUS TG-3
撮影モード・フォーカスBKT(撮影枚数30コマ・標準)、LED発光、露出補正0.0、WBオート、ISOオート、3200×2400(4:3)
画像編集ソフト・CombineZM、PaintShop Pro X8

 

この記事をシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください