便器洗浄ユニット TCA327V1を交換する

この記事をシェア

 

便座をTCF4411E-NG2→TCF4713AMRに交換してから、3か月後にリモコンのスイッチを押しても水が流れなくなりました。

便座を交換するときに便器洗浄ユニットの交換も考えたのですが、便器が古く便器洗浄ユニットTCA327V1は受注生産で10,600万円もするので壊れるまで使うことにしました。
しかし想定よりも早く、わずか3か月後に壊れてしまったのです。
もう少し動くと思っていたのですが予想していたよりも早くその時が来ました。
TOTOお客様相談センターで確認した型番TCA327V1からネットで販売しているショップを探します。
ヤフーショッピングで、価格9,550円・納期3週間で販売されていました。

2月9日に発注をして3月10日に届きました。
実際の納期は約1ヵ月かかりました。
自動で流すことはできませんが、レバー操作で流すことができるので届くまで手動で対応しました。
最近の便座は、洗浄ユニットが5,000円程度で購入可能で納期も早ければ翌日に届きます。
しかし古くなると部品の入手が困難で納期も長くなりますが、受注対応してくれるのは助かります。

早速、交換をしたいと思います。

便器洗浄ユニットTCA327V1の内容です。
透明な袋が2つ、赤い袋が一つ、緑の袋が1つ、交換説明書とリモコンボタンが入っています。
このユニットは、CS406系とCFS880系の2種類の便器に対応できるようになっています。
今回使用するのは、透明な袋が2つ、赤い袋が一つになります。

それでは交換を始めます。
壊れた便器洗浄ユニットを取り外します。
取り外しは交換説明書の手順の逆に実施します。

始めに便器洗浄ユニットのプラグを便座から外します。
コードフックで固定されているコードも外します。
タンクカバーを固定している2か所のネジを外してタンクカバーを取ります。
タンクカバーは陶器製で重いですから落として割ってしまわないように注意します。

ハンドルを外します。
はめ込まれているだけです。

ストッパーを固定しているネジを取りストッパーを外します。

ナットをモンキーレンチを使って緩めるとユニットが取り外せます。

新しい便器洗浄ユニットを取り付けます。

モーターに札と注意事項が書かれた紙が同梱されています。
「ストッパーをセットするまで保護キャップは絶対に外さない。」
「ストッパーが無いまま、リモコンで操作させると便器洗浄ユニットのモーターが破損する原因になります。」
動作は交換が終わってから行うようにしないと、壊れてしまう事があるようです。

交換説明書の手順に従って、新しい便器洗浄ユニットを取り付けていきます。
便器洗浄ユニットをナットで固定します。
取付けは「●」印の向きに注意します。

便器洗浄ユニットにレバーを取り付けます。
取付ける位置は交換説明書の図で確認して差し込みネジで固定します。
コードフックでコードをタンクの内側に固定します。

タンク側のフックにスペーサーをクリップで固定します。
発泡スチロール製のガイドをセットします。
防露フタを取り付けます。
何故か、防露フタが無いのでそのままタンクカバーをします。
この防露カバーが無いので便器洗浄ユニットが露で壊れたと考えられます。

位置を確認してタンクカバーを取り付けたら2本のネジで固定します。

便器洗浄ユニットの保護キャップのネジを外し取ります。
ストッパーをネジ止めし、ハンドルをカチッと音がするまで押し込んで取り付けます。
便器洗浄ユニットの配線をコードフックを使って固定します。
コードフックの両面テープは便器表面を付属のサンドペーパーで擦ると粘着性が増します。
便座にプラグを接続してキャップとカバーをします。

試運転をします。
リモコンの「流す大」スイッチを押して、便器洗浄ユニットが動作し水が流れれば交換終了です。

この記事をシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください