50歳からの生き方 | 50過ぎの中年オヤジが考える 残った人生を自分で創る

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私は1966年生まれです。
既に50歳を迎えて数年が経ってしまいました。

人生100年時代と日本で言われたのは2016年頃が始まりのようです。
以前に「人生100年時代はいつ来るのか」を記事にしましたので御一読ください。
その記事に私の生まれた1966年代の男性の平均寿命が88歳位になると書きました。
私が88歳になるまで35年あります。
「まだ」と思う人もいるとは思います。
「たった」と思う人もいると思います。
「でも」35年後にクラス会を開くと同級生男子の半分は新たな世界へ旅立っているのです。
自分自身がどちらの半分になっているのかはわかりません。

平均寿命までの35年をどうやって生きていくのか?
自分自身が納得できる生き方は何か?


50歳までの生き方を振り返ります。

今までは、会社組織という相互依存で成り立っている集団に属して時間という自分の可能性を切り売りして生み出した利益の一部を受け取り死なない程度に生きる生活をしていました。
これが会社員という生き方だと私は思っています。
会社組織全体の利益は資本家と経営者が手に入れ、実際に利益を生み出した労働者には人件費という経費だけが支払われる。
結果に対して賃金に変動は無く、毎月決まった基本給が必ず支払われる。
これを安定と言う人もいますが、私にはそうとは思えません。
同一労働同一賃金などいかにナンセンスな事でしょう。

学歴社会・年功序列・正社員・終身雇用によって会社組織に属することで一定の期間、一定水準の生活が送れる。
しかし、会社(資本家と経営者)が利益を追求するあまり、最低数の正社員だけを雇い非正規社員を増やす。会社が労働者の定年までの生活を保障しない。
労働力が足りない時だけ非正規社員を雇い、必要なくなったら解雇する。

2003年に法改正された労働者派遣法改正によって非正規社員の増加が加速しました。

しかし、少子化によって労働人口が減り、非正規社員の確保も難しくなっています。
そして、2017年の技能実習適正化法から海外の技能実習生という名の移民のような人が更に増えています。
また、法改正による有期契約社員の無期労働契約が2018年から実施されましたが、中小企業では、より安く規制の少ない海外からの研修生を労働力として雇い入れることで無期雇用申請前の雇い止めが行われています。

高齢化が進み年金支給年齢が引き上げられると、2007年に高年齢者雇用確保措置が実施され定年制が廃止となりました。
企業は新たな正規社員の雇い入れを抑えて、定年退職が無くなった高齢社員の雇用を継続する。
正社員の高齢者比率は上がり、会社の老化も進む。

2003年の労働者派遣法改正がなければ、非正規社員やフリーターは企業が正社員として雇用しているはずです。
もし、会社が立ち行かなくなり倒産しても正社員として働いていた人は、次の会社を探し働きます。
当然、正社員しかないですから再就職も正社員です。
倒産する会社は経営に問題があるからです。そんな会社は自然に淘汰されます。
会社が倒産することで人は新たな働く場所を求めて動きます。
新たな会社が生まれ、経済規模や市場に合った形に変化をします。
人も会社も互いに再構築され継続されるはずだったと思います。

東京商工リサーチの調査で2017年に倒産した企業の平均寿命は23.5歳と報告されています。
現在のように非正規社員が緩衝材となっていても、会社は24年で倒産します。
2009年の会社(法人)の設立数は 96,969社です。
10年後の2019年には約30%の29,000社が倒産しています。
そしてその14年後には半分が倒産します。
一つの会社で勤め上げる終身雇用は正規社員の半分以下にしか当てはまらないのです。
また、総務省の労働力調査によれば、2017年の被雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は 37.3%と報告されています。
終身雇用制度は一つの会社で定年退職まで働くことで、給料やボーナス、退職金が最大限に保障されます。
この最大限の終身雇用制度の保障を受けることができるのは、すべての労働者の約30%しかいないことになります。

会社と社員が一体化した経営をしないから、会社だけが残って労働者がいなくなる。
会社が無ければ働く場所はない。
しかし、労働者がいなくては会社は継続できない。

今は、会社だけが残り労働者がいなくなっている状態です。
会社だけではありません、少子化により日本の私立大学は4割が定員割れになっています。
大学も海外からの留学生を受け入れることで延命措置をしている状況です。
企業の技能実習生とまったく同じ構図です。

国も同じです。
日本という国があっても日本人より海外からの労働者が多数を占めるようになったら、それは日本国ではありません。
国が無くなってしなえば尚更です。国の無い国民は存在しません。

こんな不安な状態でこの先どうしたらいいのかみんなが思っているはずです。
私も同じです。

50歳からの生き方を考えます。
これから私はどうやって生きるのか。

  1. 自分が自分のために働く。→働く目的の明確化。
  2. 自分が働いたことで生み出された利益は全て自分に還元される。→正しい利益の分配化。
  3. 自分一人で完結される働き方の仕組み作りをする。→依存しない独立した生き方の構築。

この3つがこれからの生き方です。


まず最初に私が始めたのは、
自分自身の仕事を自分で作ることです。

じゃあ何をするのか・・・。自分が作ったも物を売る。
オリジナル商品を作って販売する。
どんな物を作るのか?

  • ニッチで需要が少ない物。
  • 自分の得意分野で面白い物。
  • 市場に無い物。
  • 商品価値が時間により低下しない物。

みなさんは、何か思いつきましたか?オリジナル商品ができそうですか?

私は「樹脂封入標本作成セット」を作りました。
この商品は、とてもニッチで需要の少ない商品で市場にありません。
また、時間経過による商品価値の低下がありませんから、在庫不良は発生しません。
企画と開発をして商品化するのに時間はかかりましたが、すべてを一人で作り上げました。
(「樹脂封入標本作成セット」商品開発の記録は改めて記事にしたいと思います。)
私の興味あることを形にした商品を、面白いと感じて購入してくれる人がいることが何よりの喜びです。

商品ができましたから販売できる場所を作りをしました。
BACEにネットショップを開店して販売をしています。
詳しくは〝BACE 出店の手順〟に書きました。

次に、形の無いものから利益を生む仕組み作りを始めました。
私が経験してきたことや、これから経験するであろう形に無いものを文章や画像にする。
私の考えや思うこと私の中にしか無いものを文章や画像にしてブログで発信する。
ブログを作り利益を生む仕組みを作る。
ブログを作った過程はわかりやすく記事になっています。
カテゴリー「ブログを作る」に〝50歳の中年オヤジがブログを作る その1〟を初めに手順毎に書かれていますので、
これからブログを作りたい人は参考にしてください。
今読んでいただいているブログはこの手順で作っています。

プログで利益を得る手段としてアフィリエイト(広告収入)を使っています。
私が使用しているアフェリエイト(広告収入)は申請だけのものや、審査があるものもあります。

方法と手順は
〝google アドセンスの審査を申請する〟
〝Amazon アソシエイトの審査を申請する〟
〝楽天アフィリエイトに登録する〟
〝バリューコマースのアフィリエイトに登録する〟
記事にしてありますので参考にしてください。

また商品紹介を、とても簡単に記事内に載せることができるプラグインRinker(リンカー)の導入方法を
〝Rinkerリンカーを使う〟 に解説していますので是非使用してください。

2019年9月28日までの進捗状況はここまでです。


今後の予定

ツイッター・フェイスブックを使った情報発信をします。
SNSを全く使ったことがありません。(ブログもそうでしたが。)
先ずはどんなものなのか知りたいと思います。

Twitter → https://twitter.com/
SNS | Twitter ツイッターを始める 登録 設定 はじめてのツイート 

実際の作業は都度記事に反映します。
You Tubeの動画配信もします。
当然、動画編集はやったことはありません。
まあ、この件も追々。時間はかかってもいつかはなんとなく出来る様になってきたら、記事にしたいと思います。



30年以上前のCMか広告のキャッチコピーだったかは忘れてしまいましたが、今もこの言葉は私が何かをする時に必ず思い出します。
「一度に沢山のことをしてはいけないよ君は天才ではないのだから。」
そして、自分が弱ってきた時には30年前のカレンダーに書かれていた言葉が私を励ましてくれます。
「人は一人である時一番強い。」
どちらの言葉も通り過ぎてしまうような言葉ですが、私は30年以上この言葉が忘れられずにいます。

「一度に沢山のことをしてはいけないよ君は天才ではないのだから。」をネットで検索してみましたが出所はわかりませんでした。
30年の間に私がどこかで見たり聞いたりした言葉を勝手に変えてしまったのかもしれません。

「人は一人である時一番強い。」をネットで検索すると作家の吉田絃二郎が書いた『青い毒薬』の言葉として検索されました。きっとこの言葉がカレンダーの〝今日の格言〟みたいなところに使われていたのでしょう。
『吉田絃二郎全集(新潮社)』 第3巻 に収められている短編小説のひとつに『青い毒薬』があります。
「人は一人である時一番強い。」の解説が以下のようにありました。

人は、他の人と一緒にいると、つい頼ったり、周りに流されたりしてしまう。
しかし、一人でいれば、頼れるのは自分だけです。
つまり人は、一人でいるときが、個人として最も強さを発揮できると言えるのです。

『青い毒薬』読んでみたいと思います。

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