葉脈標本の作り方2 葉を白くする

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葉を白くします。

重曹で葉を煮て葉肉を溶かし葉脈だけを残す方法もありますが、薬品と火を使用するので安全管理を十分に行わないと危険です。

紹介する方法は、葉をパイプ洗浄剤に含まれる塩素によって脱色し白くして、葉肉は残したままで色を付け葉脈をハッキリとさせる標本作成です。

タッパーとアミ(キッチンペーパー)・パイプ洗浄剤、採集した葉を準備します。
採集した葉が入るサイズのタッパーを選び、アミ(キッチンペーパー)を使用するタッパーの中に入る大きさにハサミで切ります。
タッパーに入れる葉の数はタッパーの深さの三分の一以下が良いです。
たくさんの葉を白くしたいのであれば数個のタッパーに分けるといいでしょう。

採集した葉をタッパーに入れ上にアミを乗せます。
パイプ洗浄剤を原液のまま注ぎます。全ての葉がパイプ洗浄剤に漬かる量を入れます。
パイプ洗浄剤の取り扱いには十分に注意してください。

 

 

フタをして葉が白くなるまで時間を置きます。
葉の重なった部分は白くなりにくいので様子を見ながら時間をかけて白くします。
葉の種類によっては1日で白くなります。
漬けすぎると葉が柔らかくなって破れたりボロボロになってしまいます。

葉脈標本の作り方3 葉を水洗いする

 

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